武学ではまずは身体の骨格にアプローチした稽古をします。

自分の身体の構造すら自分でコントロールできないようでは自分の人生は自在にコントロールできません。

自分の構造をつくる

自分の身体の構造を自在につくることができれば自分の身体を少しコントロールできていることになります。

これがまさに自己超越のさらに先、自己創造です。

自分という存在は自分で創れるのだと確信することができるでしょう。

しかし多くの人は、自分以外の誰かになろうとしたり、誰かがつくった自分を生きてしまいます。

それは自分の構造が崩れているからです。

まずは骨格から。

自己コントロールとは

自分の身体のコントロールができずに自己コントロールというのは不可能です。

例えば自分が思い描いた通りに自分の身体をコントロールできるかどうか。腕を真横に90度上げる。

自分のイメージ通りにできるかどうか。

これは重要な課題です。

これができて初めて自己コントロールが正確にできる入り口に立てます。

構造をつくり内部をつくる

例えば建築物をイメージすればわかりやすいかもしれません。

まず建築する際に基礎と骨格を組み立てていくと思います。

自分の身体も同様です。

身体の骨格から構築することで、次に内面の構築ができるようになります。

内面とは筋肉や心といった部分まで。

それは深い稽古になっていくことでしょう。