座禅というと、瞑想やヨガなどのイメージがあるでしょうか。

座って目を閉じて悟りを目指す。そんな印象があるかもしれません。

しかし実際に座禅を組んでいる人でも正しくできていない可能性が大きいのが事実です。

ほとんどの人がズレた座禅をしている可能性

ほとんどの人がズレた座禅をしている。これはレノンリー老師が常々口にすること。

その理由は、誰も「正しい座禅」が何なのか、またそれをどう証明するのか理解していないからです。

自分が「できてる」と思い込めばそれは正しいのか。それも一理あるかもしれませんが、自分以外の誰かにそれは違うと指摘されたらどうなるのか?

ただの口論になって終わりかもしれません。

しかし、武学では違います。正しい座禅とその証明ができます。

なぜなら相対力学を使って座禅を体現するからです。

相対力学で正しい座禅を証明する

正しさとは相手を通してのみ証明される。

すなわち、自分が正しいということは相手が「正しい」と認識して初めて成立するということ。

坐禅も同様にその正しさを相手を通して証明します。

具体的には相手に肩などを押さえつけられた状態から相手を動かすことができる、相手との間に差がなく、差がとれてる状態が正しい座禅の状態。

実際に相手に押さえつけられても動けるならそれは正しい座禅ができていることの証明となります。