武学では人生では主体性が鍵を握っていることを最初に学びます。
そして、何事も取り組む際に主体者確認というのを行います。
誰がいつから何%で取り組むか。
この取り組み方の確認で重要なのは、自らが主体者となり100%今から行動することを宣言することです。
そんな主体者としてのあり方を取り戻すための稽古法をご紹介します。
100%主体的な自分を取り戻す方法
主体的な自分とは自分の人生に100%責任を持ち、100%自らでコントロールしている状態を体現できていることです。
これはどういうことなのかというと、自分の身体をちゃんと自分の意識でコントロールできているかということです。
そこで、おすすめなのが自律禪法という稽古法です。
ただシンプルに、歩いて止まって、座って寝転んで起き上がる。それだけです。
ただ、常に自ら主体的に動くということが重要なのです。自分で自分の身体を正確にコントロールすること。自分の身体の状態を手放さない、要は惰性で動かないということが重要になります。
そうなると、常にニュートラル1000回転ぐらいのポテンシャルが維持された状態をキープする必要が出てきます。
自分の人生の著者であり主人公になる方法
いわゆるメタ認知という感じになりますが、自分の人生を少し俯瞰して捉えたときに、自分の人生の主人公は自分になっているでしょうか?
自分の人生なのに、なんだか誰かに創られた人生だなと感じる場合は要注意です。それは自分が主人公になれていない証拠です。
さらに、自分が人生の主人公になる上で重要なのが自分の人生を創っているという少し上からの視点。まさに物語の著者になった感覚です。
そうやって自分の人生を創り、その主人公として最高の人生の主役を演じる。
それこそが主体性の体現となるのです。