儒教でいう、五常の徳。
仁義礼智信という5つの要素の循環。
それは武学でいう五行練功に似ています。
人間力を高める循環システムについてレノンリー老師が解説してくださいました。
どんな思いが背景にあるのか?
人に何かを伝えようというときに、その背景にどんな思いがあるのかが重要になります。
それがただ、お金儲けとか暇つぶしとか、そう言ったレベルの低い思いしかないとちゃんと相手にそれが伝わります。
コンビニの店員でも、イキイキと働いている人はその振る舞いからそのエネルギーが伝わりますが、やる氣がない人からは「あぁお金のためだけに働いてるのかな」という印象を感じてしまいます。
この様に、裏側にある思いがその人の見えない部分のエネルギーさえも決めてしまいます。
なのでまずはその背景にどんな思いがあるのかが重要になります。
それが仁義礼智信の仁で行うものです。そこから義で志を立てて、礼による体現から智でデータを集め、それを人のために使うことで信頼が集まる。仁義礼智信の循環。
人間力を高める循環システム
人は他者のために生きている。
その前提に立たないとこの循環システムが正常に機能しません。
自分だけのために生きると、循環が滞ってしまい、途中でエネルギーが枯渇してしまいます。
しかし他者のために生きていると、この仁義礼智信の循環が正常に回りだし、エネルギーの循環がより加速的に良くなり、無限大のエネルギーを扱える様になります。
まさに好循環と悪循環の対比です。
他者のために生きることで、人間力が高まる循環型のシステムであるということがお分かりいただけたかと思います。