間違えた站椿功を続けないために

武術の稽古法に站椿功（たんとうこう）という稽古法があります。

ただまっすぐ立つだけなのですが、非常に深いものがあります。

しかし、正しく立てているのかチェックする術がないとどんどんズレていく可能性もあります。

正しく站椿功で立つために

これは武学體術では基本的なことなのですが、正しく立てているのかどうかは必ず対人でチェックします。

何度も何度もチェックして自分の正しさを稽古相手を通じて見つけたら、あとはその正しいポジションで1人稽古をします。

そしてしばらくしたらまたチェックして、間違えていないかどうかをチェックします。

これをこまめにやればやるほど、正確性は高まります。

しかし、これをやらずにただ本や動画で見たままにやるとどんどんズレていく可能性があります。

ですので、必ず対人でチェックすることを習慣化していきます。

站椿功とは、地面に真っ直ぐ立つ武術の稽古法です。

力みが入らないニュートラルのポジションで立つことが重要となります。

いわば、ゼロポイントエネルギーの体現です。

ただ、初心者の方は特に真っ直ぐ立ってるつもりになって、なかなか站椿状態になりづらいのが実情です。

そこでおすすめなのが、動画にあるような自律禪法です。

まずは歩いてエネルギーを感じ、その歩いてるエネルギーを止まった状態でもストックします。

さらに、姿勢を比較して、地面に着座し、寝転がってもエネルギーが乱れないようにして、また立ち上がります。

その時にエネルギーが乱れていなければ站椿功の状態となります。

その状態をキープすることで站椿功の稽古が、功夫として積み上げられるということになります。