この世界には、シンプルな仕組みでできているのに、それがあたかも複雑なものかのように見せられていて本質から目を背けさせられていることが多々あります。

お金の流れもその1つです。

お金儲けはゼロサムゲーム

お金持ちになりたい。

少なからずの人が思い描く夢ではないでしょうか?他の人よりも多くのお金を手にして裕福な生活をしたい。

氣持ちはわからないではないですが、実はその考えこそが貧困を生み出す原因です。

お金というのは総量が決まっているもの。

人生ゲームでも最初に配られます。

しかし、通貨発行により、通貨の総量が増えることで本質が見えづらくなります。

ただ、モノの媒介物がお金なので、地球における物資の総量が増えない限り、お金は増えていかないのです。

となれば、お金を儲けるということは、別の場所から奪うということになります。

いわば、ゼロサムゲーム。総量の決まったお金を奪い合うゲームなのです。

お金の概念から出て世界を観る

お金という価値観の中でその世界観から物事を見ると本質が見えてきません。

だからこそ、一旦お金の概念から出てその本質を見ようとしなくてはいけません。

お金持ちはよりお金持ちに、貧困層はさらに貧困になるこの世界はなぜ起こるのか?

その本質は、「お金持ちになりたい」という幻想です。

お金はもつものではなくか、循環させるモノです。

循環せずにどこかに溜まり続けるなど不自然なのです。

自分の身体で考えたら分かりますが、血がどこかに溜まってたら、それは血栓になり、致命傷を負うことになりかねません。

それは地球にとっても同じことで、お金はいわば人間における血のようなモノ。

地球の致命傷にならないうちに、自然な循環に戻す必要があるかもせれません。

そうすれば、貧困が解消し、みんなで分かち合う循環の社会に戻るかもしれません。