同じ方向を向いて、エネルギーを一体にして進んでいく。
チームシップの構築は非常に繊細で、難しい側面があります。
そんな時に問題があるのはレスポンスができない人です。
レスポンスできない人は来ないで
レノンリー老師はきつい言葉も放ちます。
それは同志を大切に思うからこそです。
同じ方向を向いてみんなで切磋琢磨して自分を磨き、世界をより良くしようというチームにいきなりレスポンスができな人がきたらどうなるか。
同志の投稿に何のコメントもリアクションもしない。自分の近況もあげない。
これでは場がどんどん澱んでいってしまいます。そもそも何のために来ているのかすら不明瞭。ニュートラルな場に与える影響は甚大です。
それならば来ない方がまだマシということでしょう。
実際は、そういった人もいますが、そういった人のエネルギーさえクリーンにできる場力があるので、問題はないのですが、それでもそもそも何のために来るのかわからないなら来ない方が良い。
そういった強いメッセージだと思います。
相乗創育で一緒に面白い世界を創っていく
武学には三大学育と言われる原則があります。
教育の段階には三段階あって、
まず1つ目が自学自育。自分で学び自分で育む初期段階。いわゆる仕入れ稽古して練り込んでいく段階。
次に、教学共育。教え学ぶことで共に育んでいく中期段階。いわゆる体得稽古がここに当たります。
そして最終段階は相乗創育。相互にエネルギー循環を起こしながら、創ることで育んでいく段階。活用稽古がここに当たります。
このように、チームとして一緒に創っていくのが武学体術の最も魅力的な段階ですから、いかにチームシップが重要かはわかるかと思います。
みんなが同じ方向を向けるように、志があること。そして全てを自分の責任で捉えられる主体性、自身のあり方を整えることで全てをニュートラルに戻すことができるゼロセンス。
これらがあって初めて成り立つチームシップ。うまくいくと最高のチームで最高の時間を共有できる、これ以上ない幸せを感じられる瞬間になるかもしれません。