人間の呼吸。

息を吐いて、吸う。

やらない日はないですよね。

むしろ、「呼吸している」という意識は薄いぐらいに自然にやっていることでしょう。

そんな呼吸を深掘りしてみましょう。

呼吸に意識を向けるとき身体の自然を思い出す

あなたの住んでいる環境において、自然なものは周りにどれぐらいあるでしょう?

あなたが使っているスマホも、仕事道具も、家具も、衣服も、人工物ですよね?

食べ物だって、本当に自然にできるものは少なく、人工的に植えられて育てられてます。

そうなると、生活している中で本当に「自然」なものはほとんどないことに氣付くでしょう。

しかし、誰でもその自然に触れる機会があるのです。

それが自分の「身体」であり、他の人の「身体」です。

そう言った人間関係こそが最も身近な「自然」との接点であると言えます。

そして、自らの身体の中で一番自然を感じやすいのが「呼吸」です。

ゆっくりと目を閉じて、自分の呼吸に意識を向けると、身体に宿る「自然」を感じられるでしょう。

その自然を感じることで、自分の本来の自然を思い出し、身体全体が自然体に戻るきっかけになるでしょう。

誰の意思で呼吸してるのか〜大いなる意図〜

ところで、よくよく考えてみた時に、呼吸しようと思って呼吸してるわけではないのに、呼吸していることに不思議な感覚を感じないでしょうか?

呼吸だけではなく、心臓だって、肝臓だって、腎臓だって、肺だって、胃腸だって・・・

身体の働きは、自らの意思とは関係なく行われます。

食べたら、消化して栄養素を吸収、不要なものは排泄してくれるし、心臓だって、意識して動かさなくても勝手に動いて血液を身体中に運んでくれています。

そして、呼吸だって、意識せずとも自然と行い、酸素を取り込み血液を通じて脳や核細胞に運んでくれています。

では、それは「何のため」なのでしょうか?

そう考えるときに、自分は生きているけど同時に「生かされているのではないか」という仮説が頭をもたげ、そこに大いなる意図を感じざるを得ません。

生かされてるとするならば、その目的を感じながら、その意図に従って自分の天命を全うするのが自然な氣がします。

あなたの天命は何でしょう?

その天命を明らかにして、その方向に進まないと、心臓を動かしている何者かの意図に反する結果となるかもしれませんね。

その時に何が起こるか・・・

そうならないためにも、しっかりと自分の天命を探求し役割を全うする人生を創造するのも面白いかもしれません!