武術では脚の形をつくって相手にエネルギーを伝えていくことがあります。

それを歩形と呼びますが、酔八仙之術には九大馬歩といって9つの歩形があります。

それを1つ1つPQSで検証していきます。

歩形のPQSでエネルギーの通りを確認する

歩形とはいわゆる中禪の状態です。

腰の状態が下りていて中腰にあたります。エネルギーが乱れやすくなるので、1つ1つの高さと脚の形でエネルギーの通りをチェックします。

一番難しいのは脚を揃えた状態の並馬歩。

横から軽く押してエネルギーの状態を確認します。

前後左右の状態を正確に感じながらエネルギーを整えていきます。

そうすると身体の状態がどんどん整っていきます。

身体の状態が整うと心理面にも作用が

身体の状態がぐらついていると、精神面にも影響が起こります。

身体のぐらつきは精神的なぐらつき。

逆に身体が整うと心も整い、意識も洗練されていきます。

心意體統一の状態。

まさにゼロであり空。

稽古あるのみ。