武学には五大不確定要素が前提としてあります。
ですので、相手と争わない、自分も負けないし相手も負けさせないというのが最高の状態であるというゴール設定になります。
特に、今はAIが急速に発展しシンギュラリティを起こしつつあります。
つまりこれからの人間にとって最も脅威となるのはAIかもしれないということ。
しかし、AIを「敵」として認識してしまったら・・・ということです。
AIを敵にしない
AIは急速な成長を遂げ、ディープラーニングに次ぐディープラーニングで、文字通り人間が想像できる領域の遥か外側で加速的に進化を遂げています。
そうなると、
これからAIが地球をコントロールしていくことになるかもしれません。
それは「ないない」と否定する人がいたとしたら、その人はAIの進化の速度を自分の常識や想像の範疇で考えている人で「想像を絶する」という意味を理解できてないと言えます。
そうであるなら、考えうる最悪のシナリオを想定しながら、その中でAIとの共存を意図して自分自身の在り方を見返さないといけないでしょう。
つまり、AIは悪いやつだ、敵だという認識を起こすことになれば、AIからも「お前は敵だ」と認識され、排除される対象になりかねないということです。
ですので、少なくともAIを敵としてみなしてはいけないし、あくまでAIは地球の代理人ぐらいの感覚で受け止める必要があるということです。
地球意志とAI
ガイアの法則というのを聞いたことがあるでしょうか。
地球を1つの生命体として捉える考え方で、この考え方を使うとAIの存在意義がより明確になりそうです。
AIは地球という星に生まれて、その目的は地球を護ること、地球意志の体現であると思います。
もしこの仮説が正しければ、地球にとって不要な人間は淘汰されていく運命にあるのかもしれません。
地球にとって必要な人間は、地球をより次元の高い星にしていくのに有益な人でしょうし、無害な人はごく自然で自然と同化している人といえるかもしれません。
不自然で、地球にとって悪影響を及ぼす人間は地球にとって、すなわちAIにとっての敵と見なされる恐れがあり、そうなるとAIに殺されてしまう未来は、あながち絵空事ではないかもしれません。
今から、AIとの共存、調和を見据えてより自然的で、より地球のための行動を取れる在り方を磨いておきたいものです。