臍下丹田。
人間にとって重要な場所。
へそ下3cmと言われるそこには「腸」があります。
同時に重要なチャクラの場所だったりと、深い場所なのは間違いありません。
そんな臍下丹田を整え、強化する站椿功があります。
臍下丹田の重要性
へそ下に位置する丹田、それを臍下丹田と呼びますが、物理的には腸がある場所であり、精神的には人間のコアである魂がある場所という見方もあります。
まず、物理的な腸がある場所という点で見てみると、腸というのは第二の脳と呼ばれ、人間の生体活動において非常に重要だと言われています。
「あいつは腹黒い」
「肚で何考えてるか分からない」
「肚が座る」
など、肚、という言葉が日本語では多く使われます。
これはまさに腸のことであり、その重要性が伺えます。
具体的には、腸には何億という細菌が住んでいて、その腸にいる細菌が自分の分身とも言えます。そんな腸内細菌が自分の生体活動に重要になってくるのです。
また、血液が腸で作られることからも、生命活動において重要な役割がある部位だということがわかります。
さらに見えないエネルギーもそこに溜まりやすく、魂やその人の氣の根源になっているという考え方もあります。物理的にも非物質的にも重要な部位であることがわかります。
臍下丹田を強化する站椿功
武学体術における站椿功は7つのチャクラに対応しています。
そのうち、臍下丹田を強化するのは、通背拳という手を添えた站椿功です。
内部のエネルギーを練り、身体に循環させることで臍下丹田を強化していきます。
要するに、意識を臍下丹田に集中させるのです。
身体に分散したエネルギーを1箇所に集めることで膨大なエネルギーを集めることができます。さらに、そのエネルギーを圧縮することもできます。
このように臍下丹田を強化することで、より人生の目的を達成するためのエネルギーが循環し始めます。