酔八仙之術(酔拳)講座のテーマは水です。
かのブルースリーも「Be Water」という言葉を残しましたが、水になるというのをコンセプトに稽古をしていきます。
上善如水の体現
酔八仙之術では上善如水を体現することを目指し稽古していきます。
水は万物に益します。
器の形によってどんな形にも変容します。
それが水の常温での特性です。
さらに温度が下がると固体にもなり、温度が上がると氣体にもなります。
このような水の特性を体現していくための稽古をたくさんやります。
水の能
水の特性を体現することを水の能と呼びますが、そんな中でも最も大切にされる稽古方が自律禪法と接触回避です。
これは酔八仙之術の稽古をするために必要不可欠な身体の使い方。
相手のエネルギーと調和することで相手をコントロールするため、相手とぶつからない在り方が重要です。
そこで自律禪法でまずは歩いたり寝たりするときに身体に緊張が入らないようにします。
そして接触回避では相手のエネルギーを感じて調和する稽古をします。
このような稽古で自らをより水のようにコントロールできるように稽古していきます。
これが酔八仙之術の稽古システムです。