この世界の表と裏。
この世界は必ず陰陽の関係なので表があれば裏もあります。
それを踏まえてこの世界をどう観るか。
そういったお話です。
表と裏を両方観る
今の世界は二極化したとよく言われていて、表しか見えてない人と、裏しか見えてない人が対立しています。
武学ではこの表と裏を両方観ること。そしてこれらを統合することを主眼に稽古しています。
表があれば裏がある。当然のことを当然理解して体現できていること。それが重要です。
この世界に起こる事象を全て自分主体で捉えるためには重要なことなのです。
どんな「悪」も自分が創造している
この世界は量子力学的には決定しておらず、観測して初めて決定する決定論的な世界です。
それはこの世界が仮想現実であるという考え方にもつながってきます。
つまりどんな悪でさえ、そこに観測が入ることで決定する以上、観測者に依存します。
ということは「悪」を観測する観測者が創造者ということになります。
悪を創るのは自分自身であるということ。あとはその責任をどう感じ、、どう調和させていくのか。そのプロセスが人生なのかもしれません。
世界をより良くする。そのための観測主体である自分自身の身体を使って世界をより良くしていくこと。
それこそが、自分の身体を使う意味かもしれません。