日本にはかなり昔から伝わる一靈四魂という概念があります。

実は世界最古の心理学なのではないかと言われていて、かなり本質的な考え方が色々と参考になります。

今回は一靈四魂の立体構造について見ていきます。

一靈四魂は立体構造

一靈四魂とは人間の性質には大きく4つの状態があり、それがゆらぎながら1つの直靈を成しているという考え方です。

4つの性質とは、

荒魂、和魂、幸魂、奇魂の4つで、そのバランスが整うと直靈に繋がるということです。

そして、面白いのが、この一靈四魂が立体構造を成しているということ。

どういうことかと言うと、

荒魂と和魂、幸魂と奇魂がそれぞれ陰陽の関係性にあって、それらがそれぞれ統合されると2つの状態になり、さらにその2他が統合されると直靈になるという概念。

次はその2つの概念について見ていきましょう。

一靈四魂の4つの魂が2つの靈になる

日本語は本当に面白いもので、意味や響きで色んな使われ方がされます。

一靈四魂も同じように、

荒魂と和魂の陰陽統合によって新しい響きが生まれます。

それが、厳靈(いずみたま)というもの。

魂の二乗が靈になる、と。

そして、幸魂と奇魂の陰陽統合によって生まれる新しい響きは、

瑞靈(みずみたま)

そしてこの、厳靈と瑞靈の統合によって直靈、いわゆる宇宙根源エネルギーに回帰するということです。

何より、この考え方が1000年以上も前からあったことに驚きます。